正答2
解説
正解は2です。
この問題は外傷に直接関連「しない」塞栓を選ぶので、○ が答えです。
塞栓とは、血管内に流れてきた物質が血管をふさぐことです。
【選択肢別解説】
1:× 空気塞栓は、頸部などの静脈が損傷されて空気が吸い込まれることで起こります。
外傷や手術、カテーテル操作に直接関連します。
2:○ 血栓塞栓は、心房細動の心臓内や下肢の深部静脈にできた血栓がはがれて起こります。
外傷後の安静が誘因になることはありますが、外傷が直接の原因ではありません。
3:× 脂肪塞栓は、長管骨や骨盤の骨折で骨髄の脂肪が血中に入って起こります。
骨折という外傷に直接関連します。
4:× 骨髄塞栓は、骨折で骨髄組織が血管内に入って起こります。
心臓マッサージによる肋骨骨折でもみられ、外傷に直接関連します。
【ポイント】
脂肪塞栓症候群は骨折後12〜72時間ごろに、呼吸障害・意識障害・点状出血で発症します。
骨折患者の観察で特に重要です。