正答4
解説
正解は4です。
骨折の治癒過程は、炎症期、仮骨形成期、仮骨硬化期、リモデリング期の順に進みます。
各期で何が作られるかを正しく対応させることが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 類骨に石灰塩が沈着するのは炎症期ではなく、仮骨形成期です。
炎症期は血腫が形成され、炎症細胞が集まる時期です。
2:× 仮骨形成期に作られるのは成熟した緻密質ではありません。
この時期に作られるのは未熟な線維骨(線維性・軟骨性仮骨)です。
成熟した層板骨への置き換えは仮骨硬化期以降に進みます。
3:× 線維素網が作られるのは仮骨硬化期ではなく、炎症期です。
血腫内にフィブリンの網ができ、細胞が侵入する足場になります。
4:○ リモデリング期には、骨に加わる力に応じて骨吸収と骨形成が繰り返されます。
その結果、骨は力学的に有利な形態へと再構築されます。
これはウォルフの法則として知られています。
【ポイント】
「炎症期=血腫と線維素網」「仮骨形成期=類骨と石灰化」「仮骨硬化期=層板骨へ置換」「リモデリング期=形態の適応」と整理します。