正答3
解説
正解は3です。
炎症メディエーターは、炎症反応を引き起こしたり調節したりする化学物質です。
細胞から放出される細胞由来のものと、血漿中の前駆物質から作られる血漿由来のものに分けられます。
【選択肢別解説】
1:× セロトニンは細胞由来のメディエーターです。
主に血小板や肥満細胞に蓄えられ、刺激で放出されます。
2:× ヒスタミンは細胞由来のメディエーターです。
肥満細胞や好塩基球の顆粒に蓄えられ、血管透過性を高めます。
3:○ ブラジキニンは血漿由来のメディエーターです。
血漿中のキニノーゲンからカリクレインの作用で作られ、血管透過性亢進と発痛を起こします。
4:× ロイコトリエンは細胞由来のメディエーターです。
細胞膜のリン脂質から遊離したアラキドン酸から合成されます。
【ポイント】
血漿由来のメディエーターは、キニン系(ブラジキニン)、補体系、凝固・線溶系の3つです。
ブラジキニンは強い発痛物質としても重要です。