正答4
解説
正解は4です。
ビリルビンは赤血球のヘモグロビンが分解されてできます。
肝臓で抱合される前のものを間接(非抱合型)ビリルビン、抱合された後のものを直接(抱合型)ビリルビンといいます。
【選択肢別解説】
1:× 胆石症で胆管が閉塞すると、直接ビリルビンが増加します。
肝臓で抱合された後のビリルビンが胆汁中へ流れず、血中へ逆流するためです。
2:× デュビン・ジョンソン症候群では直接ビリルビンが増加します。
抱合後のビリルビンを毛細胆管へ排泄する機能に先天的な異常があります。
3:× 乳頭部癌では直接ビリルビンが増加します。
ファーター乳頭部の腫瘍が胆汁の流出を妨げ、閉塞性黄疸を起こします。
4:○ 溶血性貧血では間接ビリルビンが増加します。
赤血球が大量に壊れてビリルビンの産生が増え、肝臓での抱合が追いつかないためです。
【ポイント】
抱合の前で問題が起これば間接型、抱合の後で問題が起これば直接型が増えます。
間接型が増える先天性疾患としてジルベール症候群、直接型ではデュビン・ジョンソン症候群とローター症候群があります。