正答4
解説
正解は4です。
骨軟化症は、骨の基質へのカルシウムやリンの沈着(石灰化)が不十分になり、骨が軟らかくなる病気です。
成人で起こるものを骨軟化症、成長期の小児で起こるものをくる病といいます。
【選択肢別解説】
1:× ビタミンAの不足は骨軟化症の原因ではありません。
ビタミンAが不足すると、夜盲症や皮膚・粘膜の乾燥が起こります。
2:× ビタミンB₁の不足は骨軟化症の原因ではありません。
ビタミンB₁が不足すると、脚気やウェルニッケ脳症が起こります。
3:× ビタミンCの不足は骨軟化症の原因ではありません。
ビタミンCはコラーゲンの合成に必要で、不足すると歯肉出血などの壊血病が起こります。
4:○ ビタミンDの不足は骨軟化症の原因になります。
ビタミンDは腸管からのカルシウムとリンの吸収を促すため、不足すると骨の石灰化が障害されます。
【ポイント】
ビタミンDは皮膚で紫外線を浴びて合成され、肝臓と腎臓で活性化されて働きます。
日光不足や腎不全もビタミンDの作用不足を通じて骨軟化症の原因になります。