正答4
解説
正解は4です。
疾患に特徴的な姿勢を問う問題です。
肘の屈曲、頭部の前屈、前かがみの姿勢という組合せから考えます。
【選択肢別解説】
1:× 破傷風では、前かがみではなく全身の筋が強直し、背中が弓なりに反る後弓反張がみられます。
開口障害や痙笑も特徴です。
2:× 被殻出血では、出血と反対側の片麻痺が起こります。
慢性期には上肢屈曲・下肢伸展のウェルニッケ・マン肢位をとり、左右対称の前かがみ姿勢ではありません。
3:× クッシング病では、満月様顔貌、中心性肥満、皮膚線条などがみられますが、特徴的な前かがみ姿勢はありません。
4:○ パーキンソン病では、肘関節の屈曲と頭部前屈による前かがみ姿勢がみられます。
筋固縮により、頸部と体幹が前屈し、肘や膝を軽く曲げた前傾姿勢をとります。
小刻み歩行や突進現象を伴い、転倒しやすくなります。
【ポイント】
パーキンソン病の四大症状は、安静時振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害です。
前傾姿勢、仮面様顔貌、小刻み歩行の組合せで判断しましょう。