正答3
解説
正解は3です。
写真では、手の甲を台につけて手のひらを上に向けた状態で、母指が手のひらの面から垂直方向に立ち上がっています。
母指の運動の名称は、手のひらの面に対してどの方向へ動くかで決まります。
【選択肢別解説】
1:× 橈側外転ではありません。
橈側外転は、母指を手のひらと同じ平面上で示指から離して橈側へ開く運動です。
写真の母指は手のひらの面から離れて上方を向いており、同一平面上の動きではありません。
2:× 橈側内転ではありません。
橈側内転は、手のひらと同じ平面上で、橈側に開いた母指を示指に近づける運動を指しています。
関節可動域表示では、この運動は尺側内転と呼ばれます。
写真の母指は手のひらの面から離れているため、同一平面上の運動にはあたりません。
3:○ 掌側外転です。
掌側外転は、母指を手のひらの面に対して垂直な方向(手掌側)へ離す運動です。
写真では母指が手のひらから直角に近い角度で立ち上がっており、この運動にあたります。
4:× 掌側内転ではありません。
掌側内転は、掌側外転した母指を手のひらの面に戻して示指に近づける運動です。
写真の母指は手のひらから離れた位置にあるため該当しません。
【ポイント】
関節可動域表示では、母指の参考可動域は橈側外転が60度、掌側外転が90度です。
「手のひらと同じ平面なら橈側」「手のひらに垂直なら掌側」と区別しましょう。