正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
厚生労働省の食中毒統計で、病因物質別の発生件数の上位を問う問題です。
件数(事件数)と患者数で順位が異なる点に注意します。
【選択肢別解説】
1:× サルモネラ菌による食中毒は、かつては件数の上位でしたが、近年は鶏卵の衛生管理の改善などで大きく減少しています。
平成28年には件数の多い原因ではありません。
2:○ ノロウイルスは発生件数の多い原因です。
冬季を中心に、二枚貝や感染した調理従事者を介した食品から発生し、平成28年も件数・患者数ともに上位でした。
3:× ボツリヌス菌による食中毒はまれで、年間の発生はごくわずかです。
致死率は高いものの、件数の多い原因ではありません。
4:○ カンピロバクターは発生件数の多い原因です。
鶏肉の生食や加熱不足などが原因で、細菌性食中毒の中では件数が最も多い菌です。
【ポイント】
近年の食中毒の件数上位は、ノロウイルスとカンピロバクター(平成30年以降はアニサキスも上位)です。
患者数ではノロウイルスが突出して多いことも覚えておきましょう。