正答1
解説
正解は1です。
心臓の位置・構造と、冠状動脈の起始や弁の構造を問う問題です。
胎生期の遺残構造も含めて確認します。
【選択肢別解説】
1:○ 卵円窩は右心房側の心房中隔にあるくぼみです。
胎生期に左右の心房をつないでいた卵円孔が、出生後に閉じた跡です。
2:× 心尖は第2肋間隙ではなく、左の第5肋間隙で鎖骨中線のやや内側に位置します。
この部位で心尖拍動を触れます。
3:× 冠状動脈は大動脈弓ではなく、上行大動脈の起始部(大動脈洞)から分枝します。
4:× 腱索が付着するのは大動脈弁ではなく、房室弁(三尖弁・僧帽弁)です。
腱索は弁尖と乳頭筋をつなぎ、弁の反転を防ぎます。
【ポイント】
胎生期の卵円孔は卵円窩に、動脈管は動脈管索になります。
半月弁(大動脈弁・肺動脈弁)には腱索も乳頭筋もありません。