正答4
解説
正解は4です。
顎関節前方脱臼は、大きくあくびをしたときや口を大きく開けたときに起こりやすい脱臼です。
下顎頭が関節結節を越えて前方へ外れ、口が閉じられなくなります。
【選択肢別解説】
1:× 顎関節脱臼は男子ではなく女子に多く発生します。
女性は関節窩が浅く、関節結節が低いことが関係します。
2:× 顎関節前方脱臼は関節包が断裂しない関節包内脱臼です。
関節包が広くゆるいため、断裂せずに脱臼します。
3:× 下顎歯列は上顎歯列の後方ではなく前方に転位します。
下顎が前に突き出た反対咬合の状態になります。
4:○ 片側脱臼では、脱臼側の下顎頭だけが前方へ移動します。
そのためオトガイ(下顎の先端)は健側へ偏位します。
【ポイント】
両側脱臼ではオトガイは前下方へ突出し、口を開けたまま閉じられなくなります。
整復法には口内法(ヒポクラテス法)と口外法があります。