正答1
解説
正解は1です。
股関節の外転に働く主な筋は、中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋です。
これら3筋はいずれも上殿神経に支配されます。
【選択肢別解説】
1:○ 上殿神経は梨状筋上孔を通って骨盤外へ出ます。
中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋を支配し、股関節の外転を担います。
2:× 下殿神経が支配するのは大殿筋です。
大殿筋の主な作用は外転ではなく、股関節の伸展と外旋です。
3:× 坐骨神経が支配するのは主にハムストリングスと下腿・足の筋です。
ハムストリングスの作用は股関節の伸展と膝関節の屈曲です。
4:× 閉鎖神経が支配するのは長内転筋・短内転筋・大内転筋などの内転筋群です。
作用は外転ではなく内転です。
【ポイント】
上殿神経が麻痺すると中殿筋が働かず、立脚側と反対の骨盤が下がるトレンデレンブルグ徴候が出ます。
外転は上殿神経、伸展は下殿神経、内転は閉鎖神経と対応させて覚えます。