正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
脳卒中の初期症状は、出血した部位の機能に対応して現れます。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組合せです。
橋には呼吸の調節にかかわる中枢があり、橋出血では呼吸異常が起こります。
急激な意識障害、両側の著しい縮瞳(針先瞳孔)、四肢麻痺、高熱も特徴です。
2:× 正しい組合せです。
被殻は内包の外側にあり、被殻出血では内包を通る錐体路が障害されて、反対側の片麻痺が起こります。
病巣側への共同偏視もみられます。
3:× 正しい組合せです。
小脳は平衡や協調運動を担っており、小脳出血では回転性めまい・激しい嘔吐・後頭部痛・起立や歩行の障害が突然起こります。
4:○ 誤った組合せです。
くも膜下出血の初期症状は、突然の激しい頭痛・嘔吐・意識障害・項部硬直などの髄膜刺激症状です。
眼振は小脳や脳幹の障害でみられる症状で、くも膜下出血の初期症状ではありません。
【ポイント】
くも膜下出血は「突然の、バットで殴られたような激しい頭痛」が典型で、原因の多くは脳動脈瘤の破裂です。
脳出血の部位別の頻度は被殻出血が最も多く、次いで視床出血です。