正答3
解説
正解は3です。
胸部や腹部の臓器は、体表の決まった位置で触診します。
腹部は、右季肋部・心窩部・左季肋部・臍部・側腹部・下腹部などに区分されます。
【選択肢別解説】
1:× 心臓の拍動を触れるのは、心窩部ではなく左前胸部です。
心尖拍動は、通常は左第5肋間で鎖骨中線のやや内側に触れます。
2:× 肝臓は、臍部ではなく右季肋部で触診します。
深呼吸をさせると、右肋骨弓の下で肝臓の下縁を触れることがあります。
3:○ 胆嚢は、右季肋部の右鎖骨中線と肋骨弓が交わる付近で触診します。
急性胆嚢炎ではこの部を押さえて深呼吸させると、痛みで吸気が止まるマーフィー徴候がみられます。
4:× 脾臓は、右側腹部ではなく左季肋部で触診します。
正常では触れず、脾腫があると左肋骨弓の下に触れます。
【ポイント】
「肝臓・胆嚢=右季肋部」「脾臓=左季肋部」「虫垂=右下腹部(マックバーニー点)」「心尖拍動=左第5肋間」と位置で覚えます。