正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
皮膚の所見は、全身の病気を知る手がかりになります。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った組合せです。
くも状血管腫は、中心の細動脈から放射状に細い血管が広がる皮疹で、肝硬変などの肝障害でみられます。
肝臓でのエストロゲンの分解が低下することが原因であり、腎不全に特徴的な所見ではありません。
2:× 正しい組合せです。
ベーチェット病では、口腔内のアフタ性潰瘍、陰部潰瘍、ぶどう膜炎などの眼症状、結節性紅斑などの皮膚症状が主症状です。
3:× 正しい組合せです。
再生不良性貧血では骨髄の造血が低下して血小板が減少するため、皮膚に紫斑や点状出血が生じます。
4:× 正しい組合せです。
肝硬変では肝臓のビリルビン処理能力が低下し、血中のビリルビンが増えて、皮膚や眼球結膜が黄色くなる黄疸が生じます。
【ポイント】
肝硬変の皮膚所見は、「くも状血管腫・手掌紅斑・黄疸・女性化乳房・腹壁静脈の怒張(メドゥーサの頭)」です。
くも状血管腫は「腎」ではなく「肝」と覚えます。