正答2
解説
正解は2です。
スタンダード・プリコーション(標準予防策)は、米国疾病管理予防センター(CDC)が示した感染対策の基本です。
すべての患者の血液・体液・分泌物・排泄物・傷のある皮膚・粘膜を、感染の可能性があるものとして扱います。
【選択肢別解説】
1:× 標準予防策は、第2段階ではなく第1段階の対策です。
第2段階は、接触・飛沫・空気感染など感染経路に応じた感染経路別予防策です。
2:○ 標準予防策は、感染症の有無や診断名にかかわらず、すべての患者に適用する予防策です。
特定の病原体を対象としないため、非特異的な予防策といえます。
3:× 手袋を着用しても手洗いは必要です。
手袋には目に見えない穴があることや、外すときに手が汚染されることがあるため、手袋を外した後に手指衛生を行います。
4:× 標準予防策は未知の感染症にも対応できます。
病原体を特定せずにすべての体液を感染性ありとして扱うため、診断がついていない感染症からも医療者と患者を守れます。
【ポイント】
標準予防策の柱は「手指衛生」「個人防護具(手袋・マスク・ガウン・ゴーグル)」「咳エチケット」「鋭利器材の安全な取り扱い」です。
これに感染経路別予防策を上乗せするのが、二段階の考え方です。