正答4
解説
正解は4です。
感覚は、その種類によって伝える神経や伝導路、処理する脳の部位が異なります。
障害部位と障害される感覚の対応が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 顔面の触覚を伝えるのは、顔面神経ではなく三叉神経です。
顔面神経は主に表情筋を支配する運動神経で、障害されると顔面神経麻痺を生じます。
2:× 2点識別覚を処理するのは、後頭葉ではなく頭頂葉です。
2点識別覚は複合感覚の一つで、頭頂葉の体性感覚野と連合野で処理されます。
後頭葉は視覚の中枢です。
3:× 味覚を伝えるのは、三叉神経ではなく、顔面神経(舌の前3分の2)と舌咽神経(舌の後ろ3分の1)です。
三叉神経は、舌の前3分の2の触覚や痛覚などの一般感覚を伝えます。
4:○ 脊髄後索が障害されると振動覚が障害され、組合せは正しいです。
脊髄後索は、振動覚、位置覚(関節覚)、識別性触覚を伝える経路だからです。
【ポイント】
脊髄後索は深部感覚と識別性触覚、脊髄視床路(前側索)は温痛覚と粗大な触覚を伝えます。
後索の障害ではロンベルグ徴候が陽性になることも覚えておきましょう。