正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
変性とは、細胞や組織に本来はみられない物質や、正常より多量の物質がたまる状態です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組合せです。
硝子滴変性は、近位尿細管の上皮細胞内に蛋白質が硝子様の滴としてたまる変性です。
水銀などの重金属中毒やネフローゼ症候群でみられます。
2:× 正しい組合せです。
長期の透析患者では、β2ミクログロブリンに由来するアミロイドが手根管の腱や靱帯に沈着し、手根管症候群を起こします。
3:○ 誤った組合せです。
フォン・ギルケ病は、グルコース-6-ホスファターゼの欠損でグリコーゲンが肝臓や腎臓にたまる糖原病(Ⅰ型)で、糖原変性に当たります。
フィブリノイド変性は、膠原病や悪性高血圧の血管壁などにみられる変性です。
4:× 正しい組合せです。
アルコールの多飲により肝細胞内に中性脂肪がたまり、脂肪変性(脂肪肝)が起こります。
【ポイント】
フィブリノイド変性は、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの膠原病で結合組織にみられる代表的な変化です。
変性の種類と代表疾患の組合せは頻出です。