正答1
解説
正解は1です。
大脳皮質の一次運動野は、随意運動の指令を出す領域で、ブロードマンの4野に当たります。
その位置・体部位の配列・組織構造・障害時の症状が問われます。
【選択肢別解説】
1:○ 一次運動野は、中心溝のすぐ前にある中心前回に存在します。
中心溝の後ろの中心後回には一次体性感覚野があります。
2:× 運動野の体部位の配列では、下肢の領域は大脳半球の内側面(中心傍小葉)にあります。
外側には顔面や手の領域が位置します。
3:× 運動野は第4層(内顆粒層)が発達しない無顆粒皮質です。
代わりに、大きな錐体細胞(ベッツ細胞)を含む第5層が発達しています。
4:× 運動野から出る錐体路は、延髄の錐体交叉で反対側に交差します。
そのため運動野が障害されると、反対側の運動麻痺が生じます。
【ポイント】
運動野で体の各部位を担当する広さを図にしたものを、ペンフィールドの運動のこびと(ホムンクルス)といいます。
手指や顔面、口唇は細かい動きが必要なため、広い領域を占めます。