正答1
解説
正解は1です。
尿の通り道である腎盂・尿管・膀胱は、伸び縮みに対応できる特殊な上皮でおおわれています。
臓器と上皮の種類の組合せはよく問われます。
【選択肢別解説】
1:○ 尿管の粘膜は移行上皮(尿路上皮)でおおわれます。
移行上皮は、内腔が広がると細胞が扁平に、縮むと立方状に形を変え、尿の通過や貯留に適応しています。
2:× 円柱上皮は、胃や小腸・大腸の粘膜にみられる上皮です。
尿管の上皮ではありません。
3:× 多列上皮(多列線毛上皮)は、鼻腔や気管・気管支の粘膜にみられる上皮です。
尿管の上皮ではありません。
4:× 重層扁平上皮は、皮膚・口腔・食道・腟など摩擦を受ける部位にみられる上皮です。
尿管の上皮ではありません。
【ポイント】
移行上皮は、腎杯・腎盂・尿管・膀胱・尿道の一部にみられます。
膀胱癌など尿路の癌の多くは、この移行上皮(尿路上皮)から発生します。