正答2
解説
正解は2です。
有対性とは、体の左右に1本ずつ対になって存在することです。
正中にあるものや、左右の一方にしかない血管は無対性です。
【選択肢別解説】
1:× 上矢状静脈洞は、大脳鎌の上縁に沿って正中を前後に走る硬膜静脈洞です。
正中に1本しかないため無対性です。
2:○ 腕頭静脈は、左右それぞれで内頸静脈と鎖骨下静脈が合流してできる静脈です。
左右1本ずつあり、合流して上大静脈になります。
3:× 奇静脈は、胸部の右側を上行して上大静脈に注ぐ静脈です。
左側は半奇静脈と副半奇静脈が担うため、奇静脈は無対性です。
4:× 門脈は、消化管と脾臓からの静脈血を集めて肝臓へ運ぶ1本の静脈です。
無対性です。
【ポイント】
動脈の腕頭動脈は右側にだけある無対性の血管ですが、腕頭静脈は左右にある有対性の血管です。
左腕頭静脈は右より長く、大動脈弓の前を斜めに横切ります。