正答1
解説
正解は1です。
二関節筋とは、起始から停止までの間に2つの関節をまたぎ、両方の関節の運動に関与する筋です。
下肢では、股関節と膝関節、または膝関節と足関節をまたぐ筋があります。
【選択肢別解説】
1:○ 縫工筋は上前腸骨棘から起こり、脛骨の内側面(鵞足)に停止します。
股関節と膝関節の2つをまたぐため二関節筋で、股関節の屈曲と膝関節の屈曲に働きます。
2:× ヒラメ筋は脛骨と腓骨から起こり、アキレス腱となって踵骨に停止します。
足関節だけをまたぐ単関節筋です。
3:× 内側広筋は大腿骨から起こり、膝蓋骨を経て脛骨粗面に停止します。
膝関節だけをまたぐ単関節筋です。
4:× 恥骨筋は恥骨から起こり、大腿骨の恥骨筋線に停止します。
股関節だけをまたぐ単関節筋です。
【ポイント】
下肢の二関節筋には、大腿直筋・縫工筋・薄筋・大腿筋膜張筋・ハムストリング(大腿二頭筋短頭を除く)・腓腹筋があります。
同じ下腿三頭筋でも、腓腹筋は二関節筋、ヒラメ筋は単関節筋です。