正答2
解説
正解は2です。
寛骨は腸骨・坐骨・恥骨の3つの骨が、寛骨臼の部分で癒合してできた骨です。
図は骨盤を前方から見たもので、各骨の位置関係から①〜③を判別します。
【選択肢別解説】
1:× ①は腸骨で正しいのですが、②と③の対応が逆です。
②は寛骨臼の前内側から恥骨結合へ向かう恥骨で、③が最下部の坐骨です。
2:○ ①は上方に大きく広がる腸骨翼を指しており、腸骨です。
②は寛骨臼の前内側から正中の恥骨結合へ伸びる部分で、恥骨です。
③は寛骨の最下端にある坐骨結節付近を指しており、坐骨です。
3:× ①は坐骨ではありません。
坐骨は寛骨の後下部にあり、上方に広がる翼状の部分は腸骨です。
4:× ①を坐骨、③を腸骨とするのは誤りです。
上方の翼状部が腸骨で、最下部の結節を含む部分が坐骨です。
【ポイント】
寛骨は「上が腸骨、前下が恥骨、後下が坐骨」と位置で覚えます。
3骨の癒合は思春期以降に完了し、寛骨臼で大腿骨頭と股関節をつくります。
座ったときに座面に当たるのは坐骨結節です。