正答2
解説
正解は2です。
血圧を下げる薬(降圧薬)を選ぶ問題です。
受容体を刺激する薬か遮断する薬かで、作用が逆になる点に注意します。
【選択肢別解説】
1:× β受容体刺激薬は降圧薬ではありません。
β1受容体を刺激すると心拍数や心収縮力が増し、血圧はむしろ上がります。
β2刺激薬は気管支拡張薬として喘息に使われます。
降圧薬として使われるのはβ遮断薬です。
2:○ アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)は降圧薬です。
血管を収縮させるアンギオテンシンⅡの作用を受容体で遮断し、血管を広げて血圧を下げます。
3:× 抗ヒスタミン薬は降圧薬ではありません。
かゆみや鼻炎などのアレルギー症状を抑える薬です。
4:× 抗コリン作用薬は降圧薬ではありません。
消化管のけいれんを抑える目的などで使われ、副作用として頻脈・口渇・尿閉などがあります。
【ポイント】
主な降圧薬は、カルシウム拮抗薬、ARB、ACE(アンギオテンシン変換酵素)阻害薬、利尿薬、β遮断薬です。
ARBとACE阻害薬はどちらもレニン-アンギオテンシン系を抑える薬です。