正答1
解説
正解は1です。
認知症の人とのコミュニケーションでは、記憶障害や見当識障害などの中核症状を理解したうえで関わることが基本です。
本人の尊厳を守り、不安を和らげる関わりが求められます。
【選択肢別解説】
1:○ 記憶障害や見当識障害(日時・場所・人がわからなくなる)があることを踏まえて関わります。
今いる場所や時間をさりげなく伝えるなどの配慮で不安を減らせます。
2:× 認知症では、情緒や感情の機能は比較的後まで保たれます。
感情は残っているため、叱責や否定で傷つけないよう配慮します。
3:× 同じ話を何度もするのは、話したこと自体を覚えていないためです。
指摘すると自尊心が傷つくので、初めて聞くように耳を傾けます。
4:× 最近の出来事は記憶障害のため思い出しにくく、思い出せないことがかえって不安を招きます。
こころの安定には、保たれやすい昔の記憶を語ってもらう回想法が役立ちます。
【ポイント】
認知症では「最近の記憶は失われやすく、昔の記憶と感情は保たれやすい」という特徴を関わりに生かします。