第103回 助産師国家試験 午前問10
院内助産において分娩時の出血時に助産師が自らの判断で行う対応で適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
保健師助産師看護師法第38条で助産師は異常を認めた場合は医師の診療を求めることが規定されており、院内助産でも医師の指示なしに行えるのは助産業務範囲内の応急処置に限定される。
出血時の「腟内ガーゼ充塡」は止血のための一時的処置として助産師が自らの判断で行える応急対応に該当。
1の昇圧薬投与、2の胎盤用手剝離、3の輸血開始決定はいずれも医行為であり医師の指示が必要。
日本助産師会の院内助産ガイドラインでも、緊急時の初期対応として子宮底輪状マッサージ、双手圧迫、腟内タンポナーデ等は助産師の独自判断で行ってよいが、薬剤・輸血・侵襲的処置は医師指示下とされる。
母児の救命と業務範囲遵守を両立する判断が求められる。まとめて解く
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