第102回 助産師国家試験 午後問86
A さん(17 歳、女子)。
11 歳で初経が発来して以降、28 日型の順調な月経周期であったが、4か月前から無月経となったため、思春期外来を受診した。
A さんには性交渉の経験はない。
頭痛や視野異常の訴えはない。
助産師が行う対応で適切なのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3。
17歳・性交渉なし・無月経の鑑別では、視床下部性無月経(ストレス、過度の運動、体重減少、神経性食欲不振症)が頻度高い。
助産師の対応として、体重変動の聴取(2が正答、神経性食欲不振症やfemale athlete triadの評価)、精神的ストレス確認(3が正答)が適切。
1の有酸素運動は過度な運動が原因の可能性もあり一律推奨は不適切。
4の低用量ピル即時開始は原因評価前で不適切(消退出血で見せかけの月経を作るだけで根本治療にならない)。
5の基礎体温測定の方法は誤りで、起床後すぐに(トイレに行く前に)測定するのが正しい。
助産師は思春期外来で月経異常の評価・性教育・心理的サポートを行い、必要に応じて婦人科医・心療内科・栄養士と連携する。まとめて解く
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