第102回 助産師国家試験 午後問71
Rh 式血液型不適合妊娠で胎児水腫が認められた。
この時、D 抗原に対して産生される免疫グロブリンはどれか。
正答4
解説
正解は4。
Rh式血液型不適合妊娠(Rh-母児不適合)では、Rh陰性母体が胎児(Rh陽性)由来D抗原に感作されIgG抗D抗体を産生する。
IgGは胎盤を通過できる唯一の免疫グロブリンで、胎児赤血球に結合し溶血を起こし胎児貧血・胎児水腫・核黄疸の原因となる(4が正答)。
予防には妊娠28週・分娩後72時間以内に抗D免疫グロブリン(Rho-Gam)を投与しD抗原を不活化する。
1のIgAは粘膜免疫主体で初乳に多い。
2のIgDはB細胞表面の抗原受容体で、機能的役割が限定的。
3のIgEは即時型アレルギー・寄生虫感染で増加。
5のIgMは感染初期に産生される五量体で胎盤通過性なし。
助産師はRh陰性妊婦のスクリーニング、抗体価モニタリング、抗D免疫グロブリン投与のタイミングを管理する。まとめて解く
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