第102回 助産師国家試験 午後問56
女性ホルモン類似の作用がある植物由来の物質はどれか。
正答1
解説
正解は1。
イソフラボンは大豆に含まれるポリフェノール(ゲニステイン、ダイゲイン)で、エストロゲン受容体に弱く結合する植物由来エストロゲン様作用物質(フィトエストロゲン)である。
更年期症状緩和や骨密度維持に関する研究があり、内閣府食品安全委員会は大豆イソフラボンアグリコン換算で上乗せ摂取の安全な上限は1日30mgとしている(1が正答)。
2のダイオキシンは内分泌かく乱物質(環境ホルモン)で植物由来ではない。
3の麦角アルカロイドはエルゴメトリン等の子宮収縮薬の原料で、エストロゲン作用ではなくα受容体作動・セロトニン作用。
4のジエチルスチルベストロール(DES)は合成エストロゲンで、過去に切迫流産治療に使用され児の腟癌等の発癌性が問題となった薬剤で植物由来ではない。
助産師は更年期女性に食事相談で扱う。まとめて解く
第102回を通しで解く(110問)→
この回の他の問題
第102回 助産師国家試験 の全110問を見る →