第102回 助産師国家試験 午前問27
人工栄養よりも母乳栄養の新生児に起こりやすいのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
母乳栄養児は人工栄養児に比較して遷延性黄疸(母乳性黄疸)が起こりやすい。
原因は母乳中のβグルクロニダーゼによる腸管内ビリルビン脱抱合・腸肝循環の亢進、また初期は哺乳量不足による脱水傾向で生理的黄疸が増強する。
生後2週以降も総ビリルビン15mg/dL前後で経過することがあるが、直接ビリルビンが優位でない限り中止せず母乳継続可能。
1の便秘は人工栄養児に多い(母乳児は便回数が多く軟便傾向)。
3の一過性多呼吸は出生方法(帝王切開)に関連し栄養方法とは無関係。
4の帽状腱膜下血腫は吸引分娩等の産瘤・分娩外傷。
5の甲状腺機能低下症は新生児マススクリーニングで検出され栄養方法とは無関係。
日齢2〜3日の早発黄疸との鑑別と病的黄疸(基準値超過)の評価は助産師の重要任務。まとめて解く
第102回を通しで解く(110問)→
この回の他の問題
第102回 助産師国家試験 の全110問を見る →