第102回 助産師国家試験 午前問3
妊娠による母体の糖代謝の変化で正しいのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
妊娠中はインスリン拮抗ホルモン(ヒト胎盤ラクトゲン、コルチゾール、エストロゲン、プロゲステロン)が増加し、後期にインスリン抵抗性が亢進する。
一方、空腹時はブドウ糖が胎児へ持続的に移行するため母体の空腹時血糖は非妊時より約10〜15mg/dL低下する(accelerated starvation)。
1は誤りで、食後血糖はインスリン抵抗性により非妊時より上昇する。
3は誤りで、血中インスリンはβ細胞代償性増殖により増加する。
4は誤りで、インスリン感受性は低下(抵抗性が亢進)する。
この生理を踏まえて妊娠糖尿病(GDM)の診断基準(75gOGTTで空腹時92・1時間180・2時間153mg/dL以上の1点以上)が設定されている。
助産師は食後高血糖と空腹時低血糖の両方を考慮した食事指導を行う。まとめて解く
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