第101回 助産師国家試験 午後問94
Aさん(30歳、1回経産婦)。
妊娠40週5日。
これまでの妊娠経過に異常はなかったが、妊娠37週の妊婦健康診査でB群溶血性レンサ球菌〈GBS〉陽性であった。
午後10時にAさんは電話で「午後4時くらいから不規則に子宮収縮がありましたが、午後7時からは15分間隔になり、今も変わりません。生理痛のような痛みがあります。昨日の妊婦健康診査で、子宮の出口は2cm開いていると言われました。昨日から褐色のおりものがありますが、破水はしていません。いきみたい感じはありません」と落ち着いて話した。
A さんは「病院までは 30 分くらいで行けます。
上の子は同居の実母にみてもらうことができます。
どうしたらよいでしょうか」と話した。
電話での A さんへの説明で適切なのはどれか。
正答1
解説
正解は1。
陣痛発来の自覚と臨月における破水疑い・出血疑い・規則的陣痛・胎動減少などの徴候があれば、自宅から30分圏内の病院でもまず来院し医療者による評価が必要。
電話相談では症状が断片的で重症度判断が困難なため、来院による直接評価が安全。
2の破水後再連絡は破水後の感染リスク・臍帯脱出リスクで時間を空けるべきでない。
3の翌日午前外来は臨月の陣痛兆候には遅すぎ。
4の10分間隔陣痛まで様子見は初産婦には妥当だが経産婦や個別状況で危険。
電話相談での「とりあえず来院」判断は安全側の対応として基本。まとめて解く
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