第100回 助産師国家試験 午前46

助産診断・技術学状況設定2017☆ ブックマーク

Aさん(38歳、1回経産婦)。 妊娠28週3日。 これまでの妊娠経過に異常はなかった。 突然、自宅で性器出血があり、かかりつけの産婦人科診療所を受診した。 診察時、腟内に約100 mLの血液貯留を認め、子宮口から少量の出血が持続していた。 子宮に痛みの自覚はなかった。 直ちに総合周産期母子医療センターに救急搬送され入院した。 既往歴:24歳のときにクラミジア頸管炎のため抗菌薬治療を受けた。 35歳のときに骨盤位のため妊娠38週で予定帝王切開術によって出産した。 生活歴:喫煙20本/日、妊娠後は5本/日まで減らしている。 家族歴:実父が糖尿病および高血圧症の治療中である。 身体所見:身長150 cm、体重70 kg(非妊時体重60 kg)。 脈拍70/分、血圧132/80 mmHg。 子宮口は閉鎖。 腟内に凝血塊を認めるが、取り除くと出血は止まっていた。 NSTでは胎児心拍数に異常はなく、15分に1回程度の弱い子宮収縮を認める。 検査所見:血液検査の結果、感染徴候はなく、凝固系に異常を認めない。 妊娠 32 週0日、再度 500 mL を超える性器出血があり、A さんは緊急帝王切開術によって体重 2,030 g の男児を分娩した。 手術中の出血が多量となり、腟上部切断術によって子宮体部が摘出され、輸血が行われた。 出血量は 4,500 mL であった。 手術後の A さんの経過は良好であり、産褥8日に退院することとなった。 A さんは助産師に「子宮を取ることになったのは残念ですが、何とか無事に退院でき、 ほっとしています。 今後はどんなことに気を付ければいいでしょうか」と話した。 助産師が情報提供を行う内容として最も適切なのはどれか。

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