情報セキュリティに関する次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
守るべき情報資産に対して望ましくない影響を及ぼす可能性のある原因のことを〔a〕といい,情報資産自身の価値を損なう可能性をもつ弱点のことを〔b〕という。
正答2
解説
正解は2です。
情報セキュリティでは、リスクは「脅威」が「脆弱性」を突くことで生じると考えます。
それぞれの用語の定義が問われています。
【選択肢別解説】
1:× インシデントは、情報セキュリティを脅かす出来事が実際に発生したものです。
リスクは、脅威が脆弱性を突いて損失が生じる可能性のことです。
aもbも定義と合いません。
2:○ 情報資産に望ましくない影響を及ぼす可能性のある原因は、脅威です。
情報資産の価値を損なう可能性をもつ弱点は、脆弱性です。
例えば、マルウェアや災害は脅威、パッチの未適用や管理の不備は脆弱性に当たります。
3:× 脆弱性は資産側の弱点なので、aの「影響を及ぼす原因」には当たりません。
また、インシデントは発生した事象であり、bの「弱点」ではありません。
4:× リスクは損失が生じる可能性であり、aの「原因」ではありません。
また、脅威は外部などからの原因であり、bの「弱点」ではありません。
【ポイント】
脅威は「原因」、脆弱性は「弱点」、リスクは「損失の可能性」、インシデントは「発生した事象」と整理しましょう。
脅威があっても脆弱性がなければ、リスクは小さくなります。