データベースの障害に備えて,毎日業務終了後にバックアップファイルを取得している。
毎週土曜日にはフルバックアップファイルを取得し,日曜日から金曜日には差分バックアップファイルを取得する。
差分バックアップファイルとは,最後のフルバックアップファイルから,差分バックアップファイルを取得する当日までの,全ての差分データのバックアップファイルである。
水曜日にデータベースが破損したので,前日の火曜日の業務終了時点のデータベースに復旧することにした。
このとき,データベースを復旧させるために最低限必要なバックアップファイルはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
差分バックアップは、最後のフルバックアップ以降に変更された全てのデータを保存します。
そのため、ある日の差分バックアップには、それまでの差分バックアップの内容も含まれています。
【計算】
土曜日のフルバックアップで、土曜日の業務終了時点の状態を復元します。
火曜日の差分バックアップには、日曜日から火曜日までのすべての変更が含まれています。
それをフルバックアップに反映すると、火曜日の業務終了時点の状態に戻ります。
したがって、必要なのは土曜日のフルバックアップと火曜日の差分バックアップの二つです。
【選択肢別解説】
1:× 差分バックアップは変更分だけなので、基になるフルバックアップがなければ復旧できません。
また、日曜日と月曜日の差分は火曜日の差分に含まれているので不要です。
2:× 火曜日の差分バックアップだけでは、土曜日の時点のデータがないので復旧できません。
3:× この組合せでも復旧はできますが、日曜日と月曜日の差分は火曜日の差分に含まれています。
最低限必要なファイルではありません。
4:○ 土曜日のフルバックアップを復元し、火曜日の差分バックアップを反映すれば、火曜日の業務終了時点に復旧できます。
【ポイント】
差分バックアップは、フルバックアップと最新の差分の二つで復旧できます。
前回のバックアップ以降の変更だけを保存する増分バックアップでは、フルバックアップとそれ以降の全ての増分が必要です。