製品の製造に関連して発生する次の費用のうち,間接費だけを全て挙げたものはどれか。
a 完成した製品を検査する労務費
b 工場の電気供給設備を保守する労務費
c 製品の外注加工費
正答2
解説
正解は2です。
製造原価は、特定の製品にどれだけかかったかを直接把握できる直接費と、複数の製品に共通して発生し直接把握できない間接費に分けられます。
各費用が特定の製品に結び付けられるかを考えます。
【記述別解説】
a:× 完成した製品を検査する労務費は、その製品に対して行う作業の費用です。
本問では製品ごとに把握できる直接費として扱われており、間接費には当たりません。
b:○ 工場の電気供給設備は、工場で作るすべての製品に共通して使われます。
その保守の労務費は特定の製品に直接結び付けられないので、間接費です。
c:× 外注加工費は、特定の製品の加工を外部に委託した費用です。
どの製品のための費用かが明確なので、直接費(直接経費)です。
【選択肢別解説】
1:× aは直接費として扱われるので、含めるのは誤りです。
2:○ 間接費はbだけなので、正しい組合せです。
3:× cの外注加工費は直接経費なので誤りです。
4:× cは直接費であり、間接費のbを含んでいないので誤りです。
【ポイント】
工場全体の設備の保守費や電力料、工場長の給料などは、典型的な間接費です。
外注加工費は直接経費の代表例として覚えておきましょう。