企業において情報セキュリティポリシー策定で行う作業のうち,次の作業の実施順序として,適切なものはどれか。
a 策定する責任者や担当者を決定する。
b 情報セキュリティ対策の基本方針を策定する。
c 保有する情報資産を洗い出し,分類する。
d リスクを分析する。
正答1
解説
正解は1です。
情報セキュリティポリシーを策定する作業の実施順序を問う問題です。
まず体制を整え、方針を決めてから、守るべき対象を把握し、そのリスクを分析する流れになります。
【記述別解説】
a:最初に、策定の責任者や担当者を決めて体制を整えます。
誰が策定するかが決まらないと、以降の作業を進められません。
b:次に、組織としての情報セキュリティ対策の基本方針を策定します。
経営者の考えを示す方針が、以降の作業の土台になります。
c:その後、保有する情報資産を洗い出して分類します。
守るべき対象がわからなければ、リスクを分析できないためです。
d:最後に、洗い出した情報資産に対するリスクを分析します。
分析結果をもとに、具体的な対策基準を定めていきます。
【選択肢別解説】
1:○ a、b、c、dの順であり、体制、方針、資産の洗い出し、リスク分析という適切な順序と一致します。
2:× dとcの順序が逆です。
リスク分析は、分析の対象となる情報資産を洗い出した後に行います。
3:× bとaの順序が逆です。
基本方針の策定は、策定する責任者や担当者を決めてから行います。
4:× aとbの順序、cとdの順序がいずれも逆です。
【ポイント】
情報セキュリティポリシーは、基本方針、対策基準、実施手順の3階層で構成されるのが一般的です。
リスク分析の結果は、主に対策基準の策定に活かされます。