正答4
解説
正解は4です。
実用新案法で保護される「考案」の範囲と、登録の仕組みを問う問題です。
実用新案の対象は、物品の形状、構造又は組合せに係る考案です。
【選択肢別解説】
1:× 製造方法は、実用新案の対象ではありません。
実用新案は形のある物品に関する考案に限られます。
製造方法などの方法の発明は、特許の対象です。
2:× 「高度なものだけ」は誤りです。
自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なものを要件とするのは、特許法の「発明」です。
実用新案の「考案」には、高度であることは求められていません。
3:× 「新規性の審査に合格したものだけ」は誤りです。
実用新案は、新規性などの実体審査を行わずに登録されます。
登録の際には、方式や基礎的な要件の審査だけが行われます。
4:○ 複数の物品を組み合わせた新たな製品は、「物品の組合せに係る考案」に当たります。
このため、実用新案の対象となります。
【ポイント】
実用新案権の存続期間は出願日から10年で、特許権の20年より短くなっています。
無審査で早く権利化できる反面、権利行使の前には技術評価書の提示が必要です。