正答2
解説
正解は2です。
不正競争防止法で2018年の改正により導入された「限定提供データ」の定義を問う問題です。
要件は、限定提供性、相当蓄積性、電磁的管理性の三つと、秘密として管理されていないことです。
【選択肢別解説】
1:× 「1回に限定して提供する」は誤りです。
限定提供データは、業として特定の者に提供する情報です。
提供の回数を1回に限る要件はありません。
2:○ 限定提供データの定義として正しい記述です。
特定の者に提供する情報として、電磁的方法で相当量蓄積され、管理されている技術上又は営業上の情報です。
秘密として管理されているものは営業秘密として保護されるため、対象から除かれます。
3:× 金庫などでの物理的な管理は誤りです。
限定提供データは、IDやパスワードなどの電磁的方法で管理されていることが要件です。
紙媒体を金庫で管理するだけでは該当しません。
4:× 営業秘密は限定提供データではありません。
定義上、秘密として管理されている情報は限定提供データから除かれています。
営業秘密と限定提供データは、別々の類型として保護されます。
【ポイント】
限定提供データの典型例は、会員企業に有償で提供される気象データや車両の走行データなどです。
「秘密管理されていれば営業秘密、されていなければ限定提供データ」と区別しましょう。