特定のPCから重要情報を不正に入手するといった標的型攻撃に利用され,攻撃対象のPCに対して遠隔から操作を行って,ファイルの送受信やコマンドなどを実行させるものはどれか。
正答1
解説
正解は1です。
この問題は、標的型攻撃に使われ、攻撃対象のPCを遠隔操作してファイルの送受信やコマンドの実行を行わせるものの名称を問うています。
攻撃者はこれをPCに忍び込ませ、外部から自由に操作して重要な情報を盗み出します。
【選択肢別解説】
1:○ RAT(Remote Access Trojan、またはRemote Administration Tool)は、感染したPCを攻撃者が遠隔から操作できるようにするマルウェアです。
ファイルの送受信やコマンドの実行を行わせることができ、記述と一致します。
2:× VPN(Virtual Private Network)は、公衆網上に暗号化された仮想的な専用回線を作る正規の技術です。
攻撃用のプログラムではありません。
3:× デバイスドライバは、OSが周辺機器を制御するためのソフトウェアです。
攻撃用のプログラムではありません。
4:× ランサムウェアは、PCのファイルを暗号化するなどして使えなくし、元に戻すことと引換えに金銭を要求するマルウェアです。
遠隔操作で情報を盗む仕組みとは目的が異なります。
【ポイント】
RATに感染したPCは、攻撃者のC&Cサーバ(Command and Controlサーバ)から指令を受けて動作します。
「遠隔操作」とあればRAT、「身代金」とあればランサムウェアと判断しましょう。