ITガバナンスに関する次の記述中のaに入れる,最も適切な字句はどれか。
[a]は,現在及び将来のITの利用についての評価とIT利用が事業の目的に合致することを確実にする役割がある。
正答3
解説
正解は3です。
この問題は、ITガバナンスにおいて、ITの利用を評価し事業の目的との整合を確実にする役割を担う主体を問うています。
ITガバナンスは、組織がITを適切に活用して価値を生み出すよう、方向付けし、モニタリングし、評価する仕組みです。
ITガバナンスの規格(JIS Q 38500)では、その責任を負うのは経営者(取締役会など)とされています。
【選択肢別解説】
1:× 株主は、会社に出資して経営者を選ぶ立場です。
ITの利用を直接評価し、事業目的との整合を確実にする役割は担いません。
2:× 監査人は、独立した立場から状況を点検し、評価や助言を行う立場です。
ITの利用が事業目的に合致することを確実にする責任は経営者にあります。
3:○ 経営者は、現在及び将来のITの利用を評価し、ITの利用が事業の目的に合致することを確実にする役割を担います。
ITガバナンスの責任の主体です。
4:× 情報システム責任者は、経営者の方針に従ってITの企画や運用を実行・管理する立場です。
ITガバナンスの最終的な責任は経営者にあります。
【ポイント】
ITガバナンスは経営者の責任であり、ITマネジメントは情報システム部門などが担う実行の管理であると区別しましょう。
JIS Q 38500では、経営者が行う活動として「評価」「指示」「モニタ」が示されています。