システムの利用者数が当初の想定よりも増えてシステムのレスポンスが悪化したので,増強のためにサーバを1台追加することにした。
動作テストが終わったサーバをシステムに組み入れて稼働させた。
この作業を実施するITサービスマネジメントのプロセスとして,適切なものはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
この問題は、ITサービスマネジメントのプロセスのうち、テストを終えたサーバを本番環境に組み入れて稼働させる作業を担うプロセスを問うています。
変更を承認するプロセスと、承認された変更を実際に本番環境へ展開するプロセスを区別することがポイントです。
【選択肢別解説】
1:× インシデント管理は、サービスの中断や品質低下が起きたときに、できるだけ早くサービスを回復させるプロセスです。
サーバの増強を本番に組み入れるプロセスではありません。
2:× 変更管理は、変更の要求を評価・承認し、変更が適切に行われるよう管理するプロセスです。
承認された変更を実際に本番環境に展開する作業は、リリース及び展開管理が担います。
3:× 問題管理は、インシデントの根本原因を突き止め、再発を防ぐプロセスです。
4:○ リリース及び展開管理は、テストを終えた新規・変更のサービスや構成要素を本番環境に展開し、稼働させるプロセスです。
動作テストが終わったサーバを組み入れて稼働させる作業と一致します。
【ポイント】
サーバ追加の流れは、変更管理で承認し、リリース及び展開管理で本番に展開する、と整理しましょう。
インシデント管理は「早期回復」、問題管理は「根本原因の除去」が目的です。