記述 a〜d のうち,クライアントサーバシステムの応答時間を短縮するための施策として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
a クライアントとサーバ間の回線を高速化し,データの送受信時間を短くする。
b クライアントの台数を増やして,クライアントの利用待ち時間を短くする。
c クライアントの入力画面で,利用者がデータを入力する時間を短くする。
d サーバを高性能化して,サーバの処理時間を短くする。
a, b, c a, d b, c c, d 購入状況を確認しています… 正答 2
解説 正解は2です。
クライアントサーバシステムの応答時間を短縮する施策を選ぶ問題です。
応答時間(レスポンスタイム)とは、利用者が入力を終えてから、システムが結果を返し始めるまでの時間です。
この時間は、データの送受信時間とサーバの処理時間などで構成されます。
【記述別解説】
a:○ 回線を高速化すると、クライアントとサーバ間のデータの送受信時間が短くなります。
応答時間を構成する時間が短くなるので、適切な施策です。
b:× クライアントの台数を増やすと、利用者が端末を使えるまでの待ち時間は短くなります。
しかし、それは応答時間に含まれず、むしろサーバの負荷が増えて応答時間が長くなるおそれがあります。
c:× 利用者がデータを入力する時間は、入力を終える前の時間なので、応答時間には含まれません。
入力時間を短くしても応答時間は短縮されません。
d:○ サーバを高性能化すると、サーバでの処理時間が短くなります。
応答時間を構成する時間が短くなるので、適切な施策です。
【選択肢別解説】
1:× bとcは応答時間を短縮する施策ではありません。
また、dが含まれていません。
2:○ aとdが応答時間を短縮する施策なので、この組合せが正しいです。
3:× bとcはどちらも応答時間を短縮する施策ではありません。
4:× cは応答時間に含まれない入力時間の短縮です。
また、aが含まれていません。
【ポイント】
応答時間は「入力完了から応答開始まで」、ターンアラウンドタイムは「処理を依頼してから結果をすべて受け取るまで」と区別します。