情報システム部門が受注システム及び会計システムの開発・運用業務を実施している。
受注システムの利用者は営業部門であり,会計システムの利用者は経理部門である。
財務報告に係る内部統制に関する記述のうち,適切なものはどれか。
正答3
解説
正解は3です。
財務報告に係る内部統制に、どの部門が関与するかを問う問題です。
財務報告に係る内部統制は、財務諸表の数値に影響する業務すべてが対象になります。
受注データは売上の計上につながり、会計システムは財務諸表を作成し、情報システム部門は両システムを開発・運用しています。
【選択肢別解説】
1:× 営業部門は関与しないとしている点が誤りです。
受注システムのデータは売上として財務諸表に反映されるため、営業部門も内部統制に関与します。
2:× 経理部門だけが関与するとしている点が誤りです。
財務報告に影響する業務は経理以外の部門にもあり、それらの部門やシステム部門も関与します。
3:○ 内部統制は財務諸表などの外部報告に影響を与える業務が対象です。
そのため、受注を扱う営業部門、会計を扱う経理部門、システムを開発・運用する情報システム部門のすべてが関与します。
4:× 内部統制は手作業の業務だけが対象ではありません。
情報システムによる処理もITへの対応として内部統制の対象となるため、情報システム部門も関与します。
【ポイント】
金融商品取引法に基づく内部統制報告制度(いわゆるJ-SOX)では、内部統制の基本的要素の一つに「ITへの対応」が含まれています。
財務報告に影響する業務やシステムは、部門を問わず対象になります。