あるWebサイトからIDとパスワードが漏えいし,そのWebサイトの利用者が別のWebサイトで,パスワードリスト攻撃の被害に遭ってしまった。
このとき,Webサイトで使用していたIDとパスワードに関する問題点と思われる記述はどれか。
正答2
解説
正解は2です。
パスワードリスト攻撃は、あるWebサイトから流出したIDとパスワードの組を、別のWebサイトで試してログインする攻撃です。
被害の原因は、複数のWebサイトで同じIDとパスワードを使い回していたことです。
【選択肢別解説】
1:× 暗号化されていない通信は、盗聴によってIDとパスワードが盗まれる原因になります。
しかし、別のサイトで被害に遭った原因は使い回しなので、この問題の問題点ではありません。
2:○ 複数のWebサイトで同じIDと同じパスワードを設定していたため、流出した組で別のサイトにログインされました。
これがパスワードリスト攻撃の被害につながった問題点です。
3:× 文字の種類が少ないパスワードは、総当たり攻撃や辞書攻撃で破られやすくなります。
流出した組をそのまま使うパスワードリスト攻撃では、強度は関係しません。
4:× 短いパスワードも総当たり攻撃に弱くなります。
しかし、パスワードリスト攻撃では長さにかかわらず流出した組がそのまま使われます。
【ポイント】
パスワードリスト攻撃を防ぐには、サイトごとに異なるパスワードを設定することが最も有効です。
多要素認証の導入も効果があります。