表計算ソフトを用いて,天気に応じた売行きを予測する。
表は,予測する日の天気(晴れ,曇り,雨)の確率,商品ごとの天気別の売上予測額を記入したワークシートである。
セルE4に商品Aの当日の売上予測額を計算する式を入力し,それをセルE5〜E6に複写して使う。
このとき,セルE4に入力する適切な式はどれか。
ここで,各商品の当日の売上予測額は,天気の確率と天気別の売上予測額の積を求めた後,合算した値とする。
〔ワークシート(列A〜E,行1〜6)〕
・A1=天気,B1=晴れ,C1=曇り,D1=雨
・A2=天気の確率,B2=0.5,C2=0.3,D2=0.2
・A3=商品名,B3=晴れの日の売上予測額,C3=曇りの日の売上予測額,D3=雨の日の売上予測額,E3=当日の売上予測額
・A4=商品A,B4=300,000,C4=100,000,D4=80,000
・A5=商品B,B5=250,000,C5=280,000,D5=300,000
・A6=商品C,B6=100,000,C6=250,000,D6=350,000
正答2
解説
正解は2です。
E4の式をE5、E6に下方向へ複写するので、商品ごとに変わる売上予測額のセル(4行目)は行が変わり、全商品で共通の天気の確率のセル(2行目)は行を固定する必要があります。
行だけを固定するには、行番号の前に$を付けた「B$2」の形の複合参照を使います。
【計算】
E4に入る式は、B$2*B4+C$2*C4+D$2*D4です。
E4の値は、0.5×300,000+0.3×100,000+0.2×80,000=196,000です。
E5に複写すると、B$2*B5+C$2*C5+D$2*D5となり、商品Bの値が正しく計算されます。
【選択肢別解説】
1:× すべて相対参照なので、E5に複写するとB3*B5+C3*C5+D3*D5になります。
3行目は見出しの文字なので、正しく計算できません。
2:○ 確率のセルは行が固定され、売上予測額のセルは複写先の行に合わせて変わるので、各商品の売上予測額を正しく計算できます。
3:× $B2は列だけを固定し、B$4は4行目を固定しています。
E5に複写すると$B3*B$4+…となります。
確率は見出しの3行目を参照し、売上予測額は商品Aの4行目のままになるので、正しく計算できません。
4:× すべて絶対参照なので、E5やE6に複写しても商品Aの式のままになります。
商品Bや商品Cの売上予測額を計算できません。
【ポイント】
$を付けた部分が固定されます。
$B$2は行も列も固定、B$2は行だけ固定、$B2は列だけ固定です。
複写する方向を確認し、変えたくない方の行または列に$を付けます。