月曜日から金曜日までの業務で,ハードディスクに格納された複数のファイルを使用する。
ハードディスクの障害に対応するために,毎日の業務終了後,別のハードディスクにバックアップを取得する。
バックアップ取得の条件を次のとおりとした場合,月曜日から金曜日までのバックアップ取得に要する時間の合計は何分か。
〔バックアップ取得の条件〕
(1) 業務に使用するファイルは6,000個であり,ファイル1個のサイズは3Mバイトである。
(2) 1日の業務で更新されるファイルは1,000個であり,更新によってファイルのサイズは変化しない。
(3) ファイルを別のハードディスクに複写する速度は10Mバイト/秒であり,バックアップ作業はファイル1個ずつ,中断することなく連続して行う。
(4) 月曜日から木曜日までは,その日に更新されたファイルだけのバックアップを取得する。
金曜日にはファイルの更新の有無にかかわらず,全てのファイルのバックアップを取得する。
正答3
解説
正解は3です。
月曜日から木曜日は、その日に更新した1,000個だけを複写し、金曜日は全6,000個を複写します。
それぞれのデータ量を複写速度で割って時間を求め、合計します。
【計算】
月曜日から木曜日の1日分のデータ量は、1,000個×3Mバイト=3,000Mバイトです。
1日分の複写時間は、3,000Mバイト÷10Mバイト/秒=300秒=5分です。
月曜日から木曜日の4日分は、5分×4日=20分です。
金曜日のデータ量は、6,000個×3Mバイト=18,000Mバイトです。
金曜日の複写時間は、18,000Mバイト÷10Mバイト/秒=1,800秒=30分です。
合計は、20分+30分=50分です。
【選択肢別解説】
1:× 25分は、月曜日から金曜日まで毎日5分として計算した値で、金曜日に全ファイルを複写することを考慮していません。
2:× 35分では、月曜日から木曜日の4日分(20分)と金曜日の30分を合わせた時間に足りません。
3:○ 月曜日から木曜日の20分と金曜日の30分を足した50分が正解です。
4:× 150分は、5日間すべて全ファイルを複写した場合(30分×5日)の値です。
【ポイント】
前回からの変更分だけを保存する方式を差分バックアップや増分バックアップと呼び、全体を保存する方式をフルバックアップと呼びます。