1 cm線量当量率が値付けられている137Csの標準点線源(線源から1 m離れた基準点Pにおける線量率:60μSv・h⁻¹、不確かさ:2.4μSv・h⁻¹)を用いてサーベイメータを校正する。
基準点Pにおけるサーベイメータの指示値の平均値が64μSv・h⁻¹、その不確かさは5.1μSv・h⁻¹であった。
このサーベイメータの校正定数の合成された相対標準不確かさに最も近いのはどれか。
ただし、散乱線およびバックグランドの影響は無視できるものとする。
正答3
解説
校正定数は『基準点の真の線量率/サーベイメータの指示値』の比で与えられ、その合成相対標準不確かさは、商を構成する各量の相対標準不確かさを二乗和の平方根(相対値の二乗和平方根)で合成して求める。
基準線源側の相対不確かさは2.4/60=0.040、サーベイメータ指示値側は5.1/64≒0.080である。
合成すると √(0.040²+0.080²)=√(0.0016+0.0064)=√0.0080≒0.089となり、最も近い0.09(選択肢3)が正しい。
単純な算術和0.040+0.080=0.12(選択肢4)は相関のない量の合成法として誤りで、どちらか一方だけ(0.04や0.05)も両者を合成していないため誤りである。