正答5
解説
炭素線(重粒子線)の物理線量分布は、入射部(プラトー)の線量が比較的低く、飛程末端で急峻なBragg peak(ブラッグピーク)を形成し、ピークより深部ではほぼ線量がゼロになるのが特徴である。
図のa〜eのうち、表面付近の線量が低く特定の深さで鋭いピークを示して遠位側で急激に減衰する曲線eがこれに該当する。
X線・γ線は指数関数的になだらかに減衰して深部到達性が高く、電子線は表面付近のビルドアップ後に有限飛程で急減するが末端形状が異なる。
陽子線も同様にBragg peakを持つが、炭素線は側方・遠位の線量勾配がより急峻で半影が小さい点で区別される。
よって正答はe。