正答2
解説
高LET放射線(α線・重粒子線)は飛跡に沿う電離密度が高く、DNAに直接エネルギーを付与する直接作用が主体となるため、これが正しい。
間接作用は水の放射線分解で生じるフリーラジカルを介する作用で、分子拡散が抑えられる低温ではむしろ減弱する(「低温で増強」は誤り)。
直接作用はフリーラジカルを介さずDNAへ直接作用するもので、「直接作用はフリーラジカルによる」は逆の説明である。
DNA二重鎖切断は修復が困難で誤りやすいだけで修復不能ではない。
間接作用は一本鎖切断・二重鎖切断の双方を生じ、「間接作用=一本鎖切断」という定義も誤りである。