正答4
解説
正しいのは「微生物の代謝を利用した方法がある」である。
生合成法は微生物・植物・酵素などの生体系の代謝経路に標識前駆体を取り込ませて目的の標識化合物を得る方法で、複雑な天然有機化合物の標識に適する。
一方、生体反応に依存するため比放射能の制御は難しく「制御が容易」は誤り、また標識が分子内に分散して標識位置の特定が困難なので「特定が容易」も誤りである。
生合成は有機化合物が対象であり無機化合物の合成には用いず、副産物や夾雑物を生じやすいため放射化学的純度が高い化合物が必ず得られるとはいえない。